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さすがに相手の手の内で踊らされたか

高校一年生で四段になったものの、ここ数年精彩を欠き、最年少プロも増田四段、さらに藤井四段へと奪われていた佐々木五段。先手佐々木が相掛かり模様から玉を6八に、後手藤井が5二に据える。両者再度飛車先の歩を交換する。後手を横歩取りに誘導しようとするのが先手の構想か。
横歩取りなら、玉を6二~7一、さらに8二へ移すほうが固いのだが。
昼食休憩後、藤井は7六飛と横歩を取るのであるが、ここからは後手の良くなる局面はない。これが序盤ながら敗着かもしれない。それなら横歩取りなんか指せないが。
悪いなりにも破綻せずに9七歩と怪しい手を放ち、手に困った佐々木が5八玉と寄ったところで8四飛と浮いた手が感想戦では敗着と言われていたが、まあ、もう一手あれば取られそうな桂馬を守って責められるが、これは虫の良い話。
飛車交換して攻めあったが、その際に先手の歩が後手の守り駒を攻めてしまう形になり、藤井は飛車を素抜かれるも、佐々木玉に迫ったが、やはり一手足らず投了。横歩取りの研究量の差が出たのかもしれない。
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プロ入りから29連勝というのは凄いのだけど

角換わり模様から、後手の増田が角交換を拒否して雁木に組むが居玉のまま、それどころか右の銀も右の桂馬も動かない、先手藤井は玉を一路動かしただけで3五歩と突っかかってゆく、このあたり、固めてから攻める渡辺とは違うところだ。そこで一転後手から角交換して、先手の突き越した3筋の歩を足場に持ち駒の角を使って金を取り、その金で先手の飛車を詰めてしまう。
ここで藤井は後手の桂頭の2二に歩を打って形を乱しにかかる。まあ、ここまでは定跡みたいなもの。ここから左桂を7七にはねて飛車に当て、さらに6五へはねる。7五角と打ち付けてから再度の2二歩、ここで桂馬がはねて逃げたが、6四歩と角筋を遮断したらどうだったか。それでも同角から攻め潰されそうな気がするが。
さて、盤上でははねた桂馬を銀が成り込んで取り、1五角と金の両取り、両取り自体は5九金と王手で飛車を取って回避できるものの、藤井は桂馬と角が効いている5三にさらに取ったばかりの桂馬を打ち込み(これで詰めろ)、増田が退路確保のために金を動かすと、さっきの2筋の歩を成って銀をもぎ取る。後手玉が逃げ出そうとすると、形を乱してから7五角を成る。
後手は6八に焦点の歩を放ってから飛車を成り込み、左側からも飛車を打って王手をかけて挟撃体制を作るも、1五で遊びかけていた角を引いて受け、後手玉の退路に待ち駒、増田も飛車角交換してその角を打って受けるが、その角取りに飛車を打たれて投了。

しかし、去年9月の三段リーグ最終局(放ったらかしだ、まだ書いてないや)で西山三段に負けたら歴史はどうなっていたやら。

ついにタイ記録の28連勝

神谷五段(当時)の記録なんて、凄いメンバー相手に勝っているわけじゃないし、これに並んだと言ってもなあと思っていても、これがデビューからの28連勝となると、驚くしかないわなあ。次の対局が竜王戦決勝トーナメントで5組優勝の増田四段だけに、勝てば大変なことになるだろう。

さすがにタイトル戦まで進出してくると

かの中学生棋士藤井聡太四段は、近藤誠也五段を破って19連勝を果たした。早指し対局なんかではない。七大タイトルの一つ、持ち時間5時間の竜王戦6組決勝戦である。
次は決勝トーナメントである。5組優勝者と6組優勝者がいきなりぶつかるという、下位の棋士に極めて不利なもの、一方、1組では準々決勝で敗れても出場チャンスが有るというものであるが、それでもトーナメント戦を勝ち続ければ渡辺竜王が待ち構えている。

疑わしきを罰した責任はどうなるのか

三浦九段のスマホの問題は、連盟が謝罪し、賠償金を支払うことで決着した。賠償金は竜王戦を対戦したくらいの対局料(ほぼ5000万円)くらいではないかと言われている。さらに順位戦出場禁止(出場禁止措置の時期からの対局数を考慮すると自動的に降級する)の損失もあったのではないか。順位を考慮(10人中10位)し、騒動まで1勝3敗だとすると、自分が陥落していた可能性も高いのであるが、下位2名が森内九段と康光九段だけに、残留できたかもしれないと考えられたのだろう。
当事者であり、事を大きくした渡辺竜王と、あいつクロだと名指しで非難する橋本八段は、一応謝罪したが、謝っただけで済むのだろうか。今後何年も盤を挟んで戦い続けるのに。

豊島?びっくりしたよね

第2期叡王戦の準々決勝、久保九段対豊島七段の対局は、久保九段が対局時間を5時間も勘違いしていたことで持ち時間超過で不戦敗となってしまった。
しかも不幸だったのは、順位戦最終局のように、全員が東京に集結するケースは例外的で、両対局者が関西所属の場合、関西将棋会館で対局することが殆どだからだ。
この対局はニコニコ動画で流れるので、東京で対局するってのがなおさら不幸であった。

竜王戦直前なんですけどね

電子機器持ち込み禁止命令が出た途端に、三浦九段が不明確な小規模の休憩を連発していることをとがめられて、12月31日までの対局禁止処分を食らってしまった。年内のA級順位戦二局も自動的に不戦敗となる他、週末に迫っていた竜王戦七番勝負はどうしようもなくなり、タイトル戦は全国を転戦する以上地元で準備が行われており(知らない人は3月のライオンを買って読んでみよう、アニメ?あのペースだと4巻くらいまでしか行かないのじゃないかな?)、無勝負とするわけにもいかず、挑戦者決定戦で破れた丸山九段が代役として出場することになった。かつて里見香奈が休養(恋患い?)に入ったときに、加藤桃子対西山朋佳の奨励会員同士のタイトル戦があったが。
テレビには東大の鶴岡准教授がコメント寄せていたが、この人こそ「激指」の開発者である。20分でスマートフォンに読ませるのは難しいのではないかとのことだが、パソコンの遠隔操作で結果だけを見ることなら不可能ではなさそうだ。もっとも、終盤の時間のないときに見ている余裕など無いのだけれど。

電子機器持ち込み禁止

日本将棋連盟は対局場へ棋士が携帯電話、スマートフォン、タブレットやノートなどのパソコンの持ち込みを禁止すると発表した。遅すぎるくらいである。騎手だって不正防止のために預けている。それでも勝利馬の調教助手や厩務員への祝賀メールやツイートがバレて騎乗停止になる時があるくらいだ。連盟の事務所に預けておいて、何か非常の要件が有れば事務が連絡すればいいだけの話なのに。LPSAの棋士は不安がるだろうけど。

あの対立も一体何だったのだろうか、何か里見を始めとする奨励会経験者の時代になって、全てが有耶無耶になっているけど。

第58回三段リーグ決着編

16回戦を終えたところで
 都成三段(順位17位) 14勝2敗(昇段確定)
 渡辺三段(順位 3位) 11勝5敗
佐々木三段(順位14位) 11勝5敗 ●
 大橋三段(順位16位) 11勝5敗 ●
石川優三段(順位22位) 11勝5敗
石川泰三段(順位 1位) 10勝6敗 ●
 黒田三段(順位 5位) 10勝6敗
 井出三段(順位 8位) 10勝6敗
 池永三段(順位 9位) 10勝6敗
となった。なお、●は次点持ちである。
午前中の17回戦で、渡辺も佐々木も大橋もみんな負けてしまった。都成ですら天敵の出口に負けている。5敗勢で勝ったのは石川優だけであった。6敗勢では、石川泰は敗れて7敗目を喫して脱落(6敗組に直接対決があるので)、黒田は勝利し、井出、池永の直接対決は井出が制して6敗を守った。この結果


 都成三段(順位17位) 14勝3敗(昇段確定)
石川優三段(順位22位) 12勝5敗
 渡辺三段(順位 3位) 11勝6敗
 黒田三段(順位 5位) 11勝6敗
 井出三段(順位 8位) 11勝6敗
佐々木三段(順位14位) 11勝6敗 ●
 大橋三段(順位16位) 11勝6敗 ●
となった。なお、●は次点持ちである。午後の18回戦で石川が勝てば昇段、負ければ渡辺と大橋の直接対決を渡辺が勝てば渡辺、負ければ黒田と佐々木の直接対決を黒田が勝てば黒田、負ければ井出が最終局に勝てば井出、この時、佐々木も12勝6敗であるので3位になり、フリークラス行きの権利を得る。大橋の場合は、渡辺に勝ち、黒田、井出が敗れたとき(この時佐々木が12勝6敗で四段昇段している)、フリークラス入りの権利を得るのみである。
で、石川が敗れた。渡辺に自力昇段の目が復活したが、対局中の彼に知るすべもない。そしてこの対局を制したのは大橋、これで黒田に自力昇段の目が出たが、もちろん知るすべはない。そして、井出勝利、あとは黒田が勝てば次点止まり、敗れれば、昇段である。そしてその対局を制したのは佐々木。この瞬間、彼に次点2回のフリークラス入りの権利ができ、井出の四段昇段が決定した。
最終的に
 都成三段(順位17位) 14勝4敗(昇段)
 井出三段(順位 8位) 12勝6敗(昇段)
佐々木三段(順位14位) 12勝6敗 ● ●(フリークラス)
 大橋三段(順位16位) 12勝6敗 ●
石川優三段(順位22位) 12勝6敗
 渡辺三段(順位 3位) 11勝7敗
 黒田三段(順位 5位) 11勝7敗
となり、上位3名が4月1日に四段昇段し、晴れてプロになる・・・はずである。

追記、佐々木三段は7日にフリークラスでの四段昇段を発表した。

第42期女流名人戦第五局

両者2勝2敗で迎えた最終第五局、後手里見のゴキゲン中飛車に清水は超速3七銀を選択、中央から盛り上がる清水に対し里見は飛車を2筋に回して、低い体勢から手を作ってゆく。清水が絶好の体制を作り上げる直前に2筋から動いてゆく里見。飛車を見捨てて、角を成って天王山に据える。清水も受けようとするが、駒が上ずっていてどうしようもない、7五に飛車を打ってどうするつもりだったのだろうか。結局、7二銀と刺し違えただけ、しかも6三の銀が下がって取って、美濃囲いは維持されたままだったのだし、その飛車は打ち込まれるし。さらに時間責めも食らって、清水の指し手が痛々しい。
そのまま投了して、里見が3勝2敗で女流名人位を防衛した。

第58回三段リーグ16回戦まで

14回戦までの上位陣は
 都成三段(順位17位) 12勝2敗
 渡辺三段(順位 3位) 11勝3敗
石川優三段(順位22位) 10勝4敗
佐々木三段(順位14位)  9勝5敗
石川泰三段(順位 1位)  9勝5敗
 黒田三段(順位 5位)  9勝5敗
 井出三段(順位 8位)  9勝5敗
 池永三段(順位 9位)  9勝5敗
 大橋三段(順位16位)  9勝5敗
であった。
すでに都成にマジック2が点灯している。午前の対局で都成は荒木に勝利したが、渡辺と石川泰の直接対決を石川が制した。また、石川優、黒田、大橋は勝利したものの、その他の上位陣は敗れた。
この結果
 都成三段(順位17位) 13勝2敗
 渡辺三段(順位 3位) 11勝4敗
石川優三段(順位22位) 11勝4敗
石川泰三段(順位 1位) 10勝5敗
 黒田三段(順位 5位) 10勝5敗
 大橋三段(順位16位) 10勝5敗
佐々木三段(順位14位)  9勝6敗
 井出三段(順位 8位)  9勝6敗
 池永三段(順位 9位)  9勝6敗
となった。
午後の対局では井出、池永、佐々木、大橋が勝利したが、渡辺が連敗し、石川泰、黒田も敗れた、また、都成と石川優との直接対決は5時間の熱戦となり、いつも昇段ツイートを流す朝日新聞の記者も沈黙していたが、この一戦を都成が制して、最終回前に四段昇段を決めた。真っ先に報じたのは同期入門で自らも最終戦を待たずA級昇格を決め、八段昇段を決めたばかりの稲葉八段のツイートであったが、関西所属の三段が昇段を決めたときの関西将棋会館の対応は早い。日曜夜なのにニュースが更新された。今のところ、谷川十七世名人のただ一人の弟子だし、会長も本音はうれしいだろう。奇しくも生年月日が1月17日だから思うところもあるだろうし。
この日の結果で
 都成三段(順位17位) 14勝2敗(昇段)
 渡辺三段(順位 3位) 11勝5敗
佐々木三段(順位14位) 11勝5敗 ●
 大橋三段(順位16位) 11勝5敗 ●
石川優三段(順位22位) 11勝5敗
石川泰三段(順位 1位) 10勝6敗 ●
 黒田三段(順位 5位) 10勝6敗
 井出三段(順位 8位) 10勝6敗
 池永三段(順位 9位) 10勝6敗
となった。なお、●は次点持ちである。
これによって、次回、渡辺は連勝すれば自力昇段できる。佐々木、大橋(最終戦が渡辺相手なので)は連勝すれば3位以内を確定して、次点2回でフリークラス入りできる。石川優は連勝しても、次点も持ってないので、自力昇段は不可能であり、6敗組もまた同様である。

第58回奨励会三段リーグ戦14回戦まで

12回戦までの上位陣は
 渡辺三段(順位 3位) 10勝2敗
 都成三段(順位17位) 10勝2敗
佐々木三段(順位14位)  9勝3敗
石川優三段(順位22位)  9勝3敗
石川泰三段(順位 1位)  8勝4敗
 黒田三段(順位 5位)  8勝4敗 
 池永三段(順位 9位)  8勝4敗
 富田三段(順位15位)  8勝4敗 
 大橋三段(順位16位)  8勝4敗
であった。
渡辺が1勝1敗だったのに対して、都成が連勝し少し優位に立った。佐々木、富田は連敗し、富田は昇段争いからほぼ脱落した。また、残る上位陣も1勝1敗と差を詰められず、7勝5敗の井出三段が連勝した。順位8位と渡辺以外の上位陣より上の順位なので、目はまだある。
14回戦を終えて
 都成三段(順位17位) 12勝2敗
 渡辺三段(順位 3位) 11勝3敗
石川優三段(順位22位) 10勝4敗
佐々木三段(順位14位)  9勝5敗
石川泰三段(順位 1位)  9勝5敗
 黒田三段(順位 5位)  9勝5敗
 井出三段(順位 8位)  8勝5敗
 池永三段(順位 9位)  9勝5敗
 大橋三段(順位16位)  9勝5敗
となった。
都成は石川優より順位が上なので、都成は次回連勝すれば、四段昇段となる。もっとも新人王戦優勝が次点扱いになるので、3位以内ならフリークラスでの昇段は可能だが。

第58回奨励会三段リーグ12回戦まで

10回戦までの上位陣は
 渡辺三段(順位 3位)  8勝2敗
 都成三段(順位17位)  8勝2敗
石川優三段(順位22位)  8勝2敗  
石川泰三段(順位 1位)  7勝3敗
 黒田三段(順位 5位)  7勝3敗 
 池永三段(順位 9位)  7勝3敗
佐々木三段(順位14位)  7勝3敗
 富田三段(順位15位)  7勝3敗 
 大橋三段(順位16位)  7勝3敗
であった。
午前中の対局で石川泰と佐々木、都成と黒田の直接対決があり、佐々木と都成がそれぞれ勝利した。渡辺と石川優も勝利したが、3敗勢が富田以外敗北した。
午後の対局では池永と石川優太、富田と都成の直接対決があり、池永と都成が勝利した。また、直接対決以外の上位陣も勝利を収めた。
この結果、
 渡辺三段(順位 3位) 10勝2敗
 都成三段(順位17位) 10勝2敗
佐々木三段(順位14位)  9勝3敗
石川優三段(順位22位)  9勝3敗
石川泰三段(順位 1位)  8勝4敗
 黒田三段(順位 5位)  8勝4敗 
 池永三段(順位 9位)  8勝4敗
 富田三段(順位15位)  8勝4敗 
 大橋三段(順位16位)  8勝4敗
となった。

第65期王将戦第一局

相矢倉模様、ただ、羽生の角が4二、右銀が4四と左側に集中していた。矢倉完成直前で郷田は機敏に飛車を7八へ動かし、7筋から攻める。お互いに飛車をもぎ取り、敵陣に打ち込むが、郷田の飛車の効率のほうがはるかに高い、というか、羽生の飛車は働きようがない。もはや攻防とも見込みなしというわけで、夕食休憩前に羽生が投了、郷田が防衛へまず一歩リードした。

第23期倉敷藤花戦第二局

7筋の位をとって早石田の甲斐に対して、居飛車に構える里見(いつものパンツスーツ、服装にむとんちゃくなだけだろう)、1筋を突いて形を乱してから右の金まで繰り出して抑え込みにかかる里見、ま、石田流に対する棒金というのは有名な対抗手段だが。
ここで甲斐は7筋の歩をなり捨てて飛車先に歩を打って受ける。ここで里見が1筋を謝ったのが間違い。有利がすべて吹き飛んだ。
甲斐有利のなか、里見は甲斐の飛車を責めるが、甲斐は角交換のあと、飛車を逃げずに飛車金の割打ち。これが悪手。ここは飛車を逃げて、桂馬を取りに行って、その桂馬で両取りをかければ有利に進められた。寄せに行ったが、飛車角をとられて頓挫。里見の桂馬に跳ばれて王様が逃げ出し、香車を釣り上げられていた九段目から飛車を打たれ、縦横に飛車で攻められて投了。甲斐は無冠になり、里見が四冠を獲得した。

第28期竜王戦第四局

7六歩、8四歩、2六歩、ここで勝負あったとは誰も思うまい。さらに6手目で渡辺が9筋の歩を突いたのを見て、5六歩から中飛車、ところが銀を前後させた挙句に交換となってしまえば、糸谷の一方的手損で差は開く一方、というより糸谷があまりにも形成を悲観視しすぎていた。一手損角交換振り飛車を嗜む現在の振り飛車党なら、この程度大したことはないと割り切るのであるが。糸谷の無茶気味の攻めに、渡辺が何もさせないという感じで対応であえなく潰されて、糸谷がカド番に追い込まれた。

第23期倉敷藤花戦第一局

戻ってきた里見は相手が女性なら敵なし状態である。後手甲斐のゴキゲン中飛車を星野式超速3七銀で迎え撃つ。銀桂と飛車の二枚替えを甘受するも、角を成り込んで駒損を回復する。ここから甲斐が6五桂から攻めさせられた感じもする。ここは角をぶつける3三角、飛車を攻める3七銀なんてどうだったのか。
ここから里見が攻めをつなげる。男子奨励会員にもまれている(どこをというわけではないが)からか、絶対に負けないという辛い手連発。途中から一方的な展開になってしまい、甲斐投了、三番勝負故に早くもカド番に追い込んでしまった。

第5期女流王座戦第二局

相矢倉から、先手加藤は片矢倉、後手伊藤は飛先不突の金矢倉に組み、左美濃から手数がかからなかった加藤が角交換から先に攻めるが、6筋を突いた伊藤が3九角から8四に成り帰り、再び4八馬と侵入、4七を守って5六角と打ったのがまずかった。この角を目標にされてしまって、一方的に攻めこまれてしまう。何しろ飛車角4枚で(飛車1枚は逃げまわって逼塞しているが)加藤陣を削りながら攻めてるんだから。一方的にボロボロにされて加藤が投了して、1勝1敗の五分に持ち込んだ。

第28期竜王戦第三局

後手糸谷の一手損角替わりから先手渡辺が棒銀に出る。が、まだ居玉の糸谷は2二銀と引いて交わし、4二飛と回る。糸谷は右玉に、渡辺も入城して一日目終了。
封じ手は7五歩、さらに8五桂とはねてから5五角と王手、これを7七桂と合駒する。先手が後手の指してほしい手をわざわざ指すなんてとニコ生解説のひふみん。だが、他に手はない。結局、1九角成と香車を取り、渡辺が桂交換をする間に馬を自陣に引きつける。
これに対して渡辺が2二歩成とするが、糸谷が飛車で取ってしまい、、当然、、飛車交換になる。両者飛車を持ち合えば、王手のかかりやすいのは後手の王様である。ここで渡辺が馬の前に5五桂と打つ。金銀両取りながらただで取られてしまうが、馬が動くことで金桂香の両取りが可能になる。ここでの渡辺の読みは、取らずに金を逃げる手であった。銀は取られても飛車打ちを防いだほうがいいってことか。
三方取りに飛車が打ち下ろされるが、これを無視して5四桂、次の6六桂はねを期待した手だが、当然、渡辺は金を取って飛車を成る。ところがここで後手にとんでもない手があることを両対局者とも気づいていなかった。
糸谷が打ち下ろした飛車の位置は王手銀取りの3八でなく2八、わざわざ成らせて両取りの3八歩なんて打つこともないと6八歩と打ってしまって大事件、先手勝勢が一気に吹き飛んだ。渡辺の龍が詰まされ、糸谷に九段目に二枚飛車を並べられてしまう。第二局で渡辺が食らわしたアレだ。ひとまず受けてから、龍馬両取りをかけて龍をいただく。と、ここで、いきなり糸谷が攻め合いに出る。一転逃亡、入玉を図ろうとする糸谷玉、だが、これが最後の失着であった。単騎敵陣へ突き進む糸谷玉、だが、入玉前に捕まった。

第28期竜王戦第二局

またも横歩取りに進む、両者中住まい玉に構えたところで渡辺が8四の飛車を2四に回して飛車交換を要求、糸谷も似た様な局面で羽生に勝利しているので、あっさり応じるが、渡辺が羽生と違って端歩を付いている。
交換したばかりの飛車を糸谷が8四に打てば、渡辺が成り込みを防ぐために8三歩と打つ、糸谷はそのまま2四飛車と銀を食いちぎって角を1一に成って香車を取る。
これで先手二枚替え、桂馬取られて三枚替えにされてはたまらんと渡辺は桂馬をはねるのだが、通常、馬筋を遮断するために3三にはねるのだが、なんとそっぽの1三へはねてしまった。
ここで糸谷は馬を引かずに左桂を7七にはねる。これが敗着だったかもしれない。この間に渡辺は王様を右に動かし、結果的に美濃囲いに収まる。
この局面は最近よく見るが、横歩取りというよりは居飛車振り飛車対抗系である。居飛車側?の構えがものすごく脆そうなんだが。
両者桂馬をはねあって攻め合いに出るが、渡辺が角を1五~4八と敵陣へ突入させて銀を取って切ってしまう。
金でも玉でもどっちで取っても激痛だ。下段二枚飛車から、相手の攻めを受けた手がこちらの攻めになっている。成った飛車で角と刺し違えて王手成桂取り、その角を切った手で糸谷投了。おやつが出る前だった。
銀河英雄伝説名言録


present by 田中芳樹:徳間書店「銀河英雄伝説」
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