第27期竜王戦第一局

バブル期を彷彿させる海外対局、今回はハワイでの対局というが、帝国ホテルの所有なので、第二局、第三局とここまで帝国ホテルだらけの対局である。
糸谷の角換りを受けて立つ森内、ここは十八世名人保持者の風格か。結局相腰掛銀に。両者組み上がったところで飛車を4筋~2筋と揺さぶる糸谷、ここで2五歩と突くのはしばらく前のNHK杯で森内が後手を持って勝利しているから、手を変えて1八香と手待ちする。
なおも両者手待ちを続けて糸谷が9八香と穴熊にこもる意志を見せたところで、森内が自分の玉側の3筋から攻め、2七角と打つ。3七の桂馬の頭に角を成るか、そこへ歩を打ってと金攻めを目指すかである。森内の攻めに乗って3四まで歩が伸びているが、ここは受けなければ。
森内は4三銀と引く。3四の歩を掠め取れるし、上手いこといけば角を自陣に成り帰れる。そうはさせじと4五歩と突いて角筋を遮断しながら攻める。森内が3四銀と取ったところで一日目は終了。
糸谷の封じ手は角筋を遮断する3六歩打、角を殺してしまおうというわけだ。森内は3五歩と打って支援を出す。ここで5八角~2八飛なら角が死ぬが、暴れられるのを嫌って先に2八飛。
森内は4九に角を成って逃がすが、糸谷は構わず4筋を押し出す。森内は7筋を狙って7五歩と突くが、糸谷は9九玉?!と篭ってしまう。さらに4六銀と上がれば、後手が詰んでしまうルートもあったのだが、銀取りしか見えてなかったらしい。
飛車が9筋に逃げたこともあり、銀を取られる間に森内は9筋から攻めて、糸谷玉を引きずり出す。さらに飛車を引いたところが角取りである。ここで糸谷は森内の馬の位置を変え、角を取られる間に馬を殺してしまう。そして王手飛車。糸谷が飛車と香車(その前に角)、森内が金(その前に角と銀)と互いに駒を取り合ってから、森内は糸谷の飛車を追いかけ回して取って、八段目に打つ王手ではなく、金取りに4九に打つ。ここで5九に歩を中合いしてから金にヒモをつける。これで森内の飛車がずれ、4筋に影響しなくなったたのが大きかった。王手で8二に飛車を打ち、桂馬を取りながら8一へ成り、玉頭へ3三歩と打って、桂馬に取らせて王様の左下を空けてそこへ銀を打ち込む。3六金と打たれ、森内玉の退路を断たれて万事休す。程なくして投了、糸谷がまず1勝目をあげた。
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