The Long and Winding Road

今泉元三段がプロ編入試験で3勝目をあげ、勝ち越しを決め、15年4月1日付の四段昇段(と、言うべきなのか)を決めた。
三段リーグの年齢制限に引っかかり26歳になった第25回で奨励会を退会、それまでに18回、23回の二度、次点になっているが、次点2回でフリークラス入りの制度が第20回から制度化されたので、遡及しての適用はされなかった。
されど、トップアマで活躍して、三段リーグ編入試験を受け合格、師匠も小林九段から桐谷七段に変えて(これは身元保証人みたいなもの、三枚堂四段の師匠の内藤九段みたいに名目だけのものもある)、2007年前期の第41回から再挑戦するも、11勝7敗→6勝12敗→11勝7敗→5勝13敗と規定の2年4回で上位2人に入れず再度の退会となった。この間、後手いきなり三間飛車(角道もつかずに2手目に3二に飛車を振る)で升田幸三賞を受賞している。
そして、竜王戦6組ではアマチュア枠で出場して何度もプロに勝利、ついに対プロ勝率6割5分を越え、10勝以上挙げる条件を満たして、プロ編入試験資格を得た。
棋士番号の若い順(四段昇段が遅い順)5人と対局して、勝ち越せば(3勝すれば)四段昇段というもの。
まず、大阪で宮本四段、三段リーグでは2戦2敗()だったが勝利、続いて似たようなところがある(三段時代に「超速3七銀」で升田幸三賞受賞)星野四段、やはり三段リーグで1戦1敗(43回)だったが、朝日オープンにつづいて勝利して王手をかけた。
上京して三枚堂四段、接点がない(三枚堂四段は一期抜けなので)が惜敗空気よめよ。石井四段も関東所属のため上京、そして石井四段を投了させ3勝目をあげ、四段昇段=プロ入りを決めた。

次点2回でフリークラスの制度が以前からあれば、15年は早くプロ棋士になっていただろうが。
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