一度辛酸なめてから考え直してみたらどうだ

一社だけ脱退派有利の予測を出していたが、残留派優位が予測されたところでも辛勝であり、脱退派優位が予測されたところが圧勝になっており、最終的には52%対48%でイギリスのEU脱退が決まった。
これに対してEU本部は「自分の道を歩めばいいさと」突き放し、フランスの極右政党の国民戦線のル・ペン党首は「自由のために万歳」、その親父のル・ペン氏は「今度はフランスの番」、イタリアの極右政党の北部同盟のサルヴィ二党首は「自由な市民の勇気に万歳、ありがとうイギリス、今度はイタリアの番」、ドナルド・トランプは訪問先のスコットランドで「凄いね、イギリス人は自分の国家を取り戻したんだね」(どちらにでも取れる穏当な発言、スコットランド独立に対してはどう対応するんだろうか)、とナショナリストは概ね諸手を上げて賛成。
極めつけはイギリス独立党のファラージ党首の「今日こそは独立の日だ」が、残念ながら彼が現在首相になることはない。そもそも国会議員ですらないのだから(前回の総選挙で落選した)。
一方、スペインのラホイ首相(自分もこの週末の再選挙で大変なんだが)は「スペインが脱退することはない」(カタルニアが脱退するほうがやばいって)、ガルシア・マルガーロスペイン外相は「ジブラルタルは単一欧州だから一緒にやってくれた、今後はスペインの統治に置きたい」、これに対するピカルドジブラルタル総督は「我々は大きな変革を乗り越えなければならない、冷静で理性的に考えなければならない」、オーストリアの外相は「ドミノ倒しになったらまずい」、ベルギーのミシェル外相は「小異を捨てて大同に就かねばならない(意訳)」、シュタインマイヤードイツ外相は「イギリス、そしてヨーロッパにとって悲しむべきことである」、ウクライナのポロシェンコ大統領は「残念なことである、しかし我々は自国の事もせねばならなあいのである、イギリスは統一ヨーロッパの価値に留まってくれるだろうと信じている」、中国外務省報道官は「ヨーロッパと中国の相互繁栄にイギリスがいることを望むのである」と失望する声も当然ながら多い。

が、小舟で荒波の中に突っ込むようなもの、企業や市場は正直だ。脱退が確定した昼前からポンドは大暴落、円が買われて1ドルが99円台に突入した。ついでに株も売られて1300円安と15000円割れをしてしまった。これに安倍の責任はないが。
保守党脱退派の84名の議員は、キャメロン首相に続投を要請したが、首相は10月までの辞任を発表した。保守党の亀裂を戻せるかどうか微妙である。分裂してしまうかもしれない。
また、残留派が多数を占めたスコットランドが再び独立を考えるであろう。イギリスが分裂してしまう危険性も捨てきれない。
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欧州よ、迷わず地獄に堕ちるが良い、ってか?

辛酸舐めてどころか、英国が完全に崩壊してにっちもさっちもいかなくなり、そこでようやく理解出来るかどうか、ってところじゃないんでしょうか。
兎に角英国、イギリスはイギリスじゃなくなってしまうかも知れません。スコットランドの独立運動も再燃する事必至ですし、これがもし実現したら次は北アイルランドでしょう。最近鳴りを潜めているIRAも再び活動を活発化させ、悲願のアイルランド統一へ向ける事でしょう(昔からラグビーでは一つの代表チームなんですけど)。そうなるとイングランドのお友達はウェールズしかいなくなるのか。いや、そのウェールズにまで独立運動が及んだとしたら・・・(EURO2016でのウェールズ、やるじゃん)。
ユニオンジャックは過去のものになってしまうのでしょうか。
そしてこれが英国だけで無く欧州全体にまで及ぶかも知れません。西班牙でもカタルーニャの独立運動が盛んで、今回のコレで刺激を受けるでしょうし、更にそれがバスクにまで及んだとしたらどうなる事か(エル・クラシコはどうなってしまうのよ?)。
欧州は四分五裂してカオス状態に陥ってしまうのでしょうか。

自己レス失礼します。

と、アタクシが書いていたら、何と倫敦市が英国から独立するゾ、と息巻いているそうじゃあ~りませんか。こうなったら、先の国民投票でEU離脱派よりも残留派の方が多い自治体もあるでしょうから、それらが一斉に倫敦市と歩調を合わせては如何でしょうか。それが実現したならば英国はそれはもう穴ボコだらけになってそりゃまた痛快ですわな。こんなのを高見の見物と洒落込むのもええコトだわさ。
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